何度も読み返すマンガとか本ていうのがあるんだけど、そのうちの一冊がネムルバカというマンガ。
最近は初めて読んだときのように何回も読み返すことはないけど、一年くらいのあいだずっと何度も読み返すくらいに好きだった漫画。
すごい簡単に内容を説明すると、バンド活動に打ち込んでる鯨井ルカと特にやりたいこともない入巣柚美の二人の大学生のダラダラっとした日常のお話。
ネムルバカといえばこのマンガが元で生まれた「駄サイクル」というネットスラングで有名な、ってためしに検索してみたけどぜんぜん浸透してないや。
でもこの駄サイクルという考え方はとてもおもしろいんだよ。
意味はこんな。
ネムルバカは一話完結の話なんだけど、この駄サイクルが出てくる話はすごく好き。
まずタイトルが「センニチテ」というのがいい。
これは将棋の「千日手」のことだろうけど、これが言われてみればなるほどと思う内容なんだ。
ネムルバカはよく読んでみるとこの「なるほど」思うことが多いマンガで、そこがこのマンガの魅力だと僕は思うよ。
例えば言葉遊びだけど鯨井ルカという名前が動物のクジラ、イルカを続けて書いた名前とか、
タイトルのネムルバカという言葉の意味はそのまんまで「眠る馬鹿」だとか。
小さいことだけどこういうのって気づいたときなんかニヤっとするよね。
あとはこのシーンも好きなんだ。
新しく物事を始めようと思ったときに湧く倦怠感や、未来に対してなんとなく希望が持てない気持ちの原因はこういうことなのかもしれんね。
すごくおもしろいマンガなので、興味持った人はぜひぜひ読んでみてくださいな!
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