相撲という言葉はよく聞きますが、
「女相撲」はほとんど耳にはいてきませんね。
偶然にこの言葉が見付かっていたから調べてみました。
「相撲」という言葉が史書に初登場したのは雄略天皇13年です。
「采女に着物を脱がせ、ふんどしをつけさせて皆の前で相撲をとらせた」というような記載でした。
それから1300年の間、その言葉がずっと記載されませんでしたが、女相撲が行っていないというわけではありません。
元和年間には女相撲とはまさしく女性の裸体鑑賞として行われました。
そのため当然素裸にふんどしという格好で行われました。
山形県天童市八幡神社に残る絵馬
京都興行の第一北州倶楽部女相撲協会の遠江灘
女相撲は挌技を競うというよりもむしろ余興の舞踊、力業曲芸を主としています。
そのほか、郷土芸能としての女相撲、雨乞いとしての女相撲もいます。
けんじ