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わたしの偉人100人vol.4

今回のわたしの偉人は人間愛溢れる反骨者、19世紀ロシアの文豪ドストエフスキー。

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ペトラシェフスキー事件で死刑判決を受け、銃殺刑執行直前に特赦をうけ命を救われ、シベリア流刑になったのは有名な話ですが、それ以前に書かれた作品と以後に書かれた作品を比べると、まるで別人のようで…この人の身の上に起こった出来事の大きさとそれを作家として形にしていったことの執念に底知れないものを感じます。



そんなドストエフスキーが書いた小説『罪と罰』は「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」という独自の犯罪理論から、犯人は現場に戻るという習性や天の啓示といった殺人にいたる人間の心理を生々しいほどに描写した長編小説ですが、訳者の江川卓がこの小説に隠されているメッセージや暗号を懸命に解いたのがこの本です。正直ここまで奥が深いと感嘆以外のなにものでもなく、とても人間の仕業に思えません。


謎とき『罪と罰』 (新潮選書)謎とき『罪と罰』 (新潮選書)
(1986/02)
江川 卓

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