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快適AV(072)ライフ

快適なオナニーライフを目指した日々の試行錯誤

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入り口。

そもそもオーディオに興味を持ったのは、今から2年ほど前で、
特に明確な目的もなく、もうちょっといい音で音楽を聴いてみたい、なんていう実に漠然とした思いで、
ふらふらと大手量販店のオーディオコーナーに入ったことが始まりでした。



BOSE OE
オーディオメーカーなんて、BOSE、オーテクくらいしか知りませんでした。



このときはまだ、右も左もわからないままに、「なるほどこんな世界もあるのか」と、
馬鹿でかい音でクラシックを流すスピーカーと、ラックに積まれた大量の機材をざっと眺め退散しました。

後日、やっぱりオーディオ機器が欲しい!と気持ちを固め、思い立ったが吉日とばかりに、
再びオーディオコーナーへと赴きます。
なにやらでかくてかっちょいい機械に囲まれ、こいつはいいぜぇ、なんて意気揚々と、
品定めに入りますが、そこで思い知らされるのです。

「こいつら、戦闘力、めっちゃたけぇ……」

そうです。せいぜいSONYのミニコンポ位しか購入したことのない私には、
いわゆるハイエンド・オーディオの機械たちの価格相場をまったく知らなかったのです。



タンノイ
こんなん。ちなみにこちらは定価¥798,000。
ラックスマン C-800f
こっちはなんと定価:¥1,050,000。しかも、これひとつでは音を鳴らすことすら出来ません。



当然、専門店ではないので、もっと上の世界があるはずです。
しかし、オーディオなんてものはミニコンポでとまっている私にとって、それは未知の世界でした。
まったく見当がはずれていました。
予算なんて、10万もあれば、余裕で買えると高をくくっていたのです。
こんなことなら、前回訪れたときにちゃんと値段を見ておけばよかった……。
正直、オーディオなめていました。

そもそも、事前に価格調査をしたところで、突然貯蓄が増えるわけでなく、
どっちにせよ、出せる金額に変わりはないのだけど、それでも多少はショックを和らげることが出来たかもしれないし。

それで、許される範囲で、商品を眺めてみるものの、
オーディオに興味のない方は馬鹿げたことと思うかもしれませんが、
この程度の予算では(私にとって10万円という金額は血反吐を吐くくらいの大金です)、ほとんど選択肢がないのです。

量販店ということもあり、ひとまず私に許された選択肢は、



マランツ PM5003
Marantz PM5003 定価(税別):¥33,334
DENON PMA-390SE
DENON PMA-390SE 定価:¥45,150
ONKYO A-973
ONKYO A-973 定価:¥52,500



定価に多少ばらつきがありますが、実売で¥30,000~35,000でしたし、
何より、目の前には0が1個多い商品が山と並べられ、
それらに囲まれ、一時的とはいえ金銭感覚が崩壊してしまっていた私にとって、
この程度は、誤差の範囲内です。

これらは全てプリメインアンプと呼ばれるものですが、この他に、
CDプレーヤー、スピーカーが必要なことを考え、3万円あたりの価格帯の商品に狙いを定めました。
結局この中から、なんとなく見た目でDENONの商品を選び、
CDプレーヤー、スピーカーもそれに倣い、DENONの中から同レベルと思われる商品をチョイスしました。



DENON DCD-755SE
DENON DCD-755SE 定価:¥45,150
DENON SC-CX101
DENON SC-CX101 定価:¥73,500



定価ベースにみると、どえらい予算オーバーをしていますが、実際には確か12万位で購入できたはずです。
もちろん、このときの私にとって2万円なんぞ誤差の範囲内です。

配送されますか?との店員の質問に、
「いえ、持って帰ります」と紳士の体で断り、
総重量にして20kgをオーバーしている商品を、バス&徒歩で持って帰ります。
バスの同乗客もさぞかし迷惑だったであろうと思います。

帰宅後、ルンルン気分で早速、機材を接続し、音を出してみます。

なんということでしょう!

まさしくビフォーアフターの世界です。
パソコンにBOSEのスピーカーを繋げ聞いていたあの曲たちが、
まるで別人のように「音楽」を奏ではじめました。
あの日の感動は、おそらく生涯越えることはできないでしょう。
それくらいの衝撃でした。
糞重たい思いをして、馬鹿でかい段ボール箱を抱えてきた疲れなど一瞬で消し飛びました。
おそらく初めてオーディオに足を踏み入れた人間が、最初にやるであろう、
「とりあえず手持ちの音源を改めて全て聞いてみる」という行為を、私も踏襲いたしました。

こうして、私は、ハイエンド……は無理なので、自分に出来る範囲内でのオーディオへの一歩目を踏み出したのでした。



(サンダ)




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