今回は女優オードリー・ヘプバーン
イングランド人の父とオランダ人の母のもとにベルギーで生まれ、10歳の時にオランダへ移住しバレエの特訓を受け、15歳の頃には有能なバレリーナだったそうです。
アンネ・フランクと同い年で第二次大戦中はオランダで反ドイツのレジスタンス運動に従事し、親戚を目の前で銃殺されるという経験をし、食料がない時はチューリップの球根を食べて飢えをしのぎ生きながらえ、のちに『アンネの日記』のアンネ役のオファーがきた時には、その辛い過去を思い出すことを恐れて断ったといいます。
人生の転機はブロードウェイの『ジジ』の主役に大抜擢された時でコレットに「私のジジを見つけたわ!」と言わせ、その後のワイラーの『ローマの休日』からの活躍は有名です。そしてスピルバーグの『オールウェイズ』を最後に女優業を引退しました。
ココ・シャネルと同様に、オードリーは女性たちのドレスを変えただけでなく、女性たちの自分自身に対する見方をも変え、露骨なグラマーではない見本を示し、美人の定義を広げました。
デザイナーのマイケル・コースは「今のファッションを女性達は当然のように着ているが、もしオードリー・ヘプバーンがいなかったらそういう服を今着てはいないだろう」と語り、ヴェラ・ウォンは「オードリーは現代女性のはしりだった。誰の真似でもない文化を作り出すのは容易ではない」と語りました。
2度の結婚生活は長続きしなかったようですが、女の幸せは結婚だけではありません。そんなオードリーの名言をひとつ
I love people who make me laugh. I honestly think it’s the thing I like most, to laugh. It cures a multitude of ills. It’s probably the most important thing in a person
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