ご無沙汰してます。中央線です。
先日、前々から気になっていた「闇の子供たち」のDVDを借りて来ました。
言うまでもなく、タイの児童買春のお話ですが、当のタイ政府がクレームを出したという曰く付きの作品。
よっぽどすっ飛んだ内容なんだろうとは思ってました。
まず、登場する小児性愛者(ペドフェリア)がハンパない。
一例をあげますと、
ロリコン男性とショタコン女性の白人夫婦(どんな夫婦やねん)。
このショタコンの白人女性は、旦那が女の子を犯すのを横目で見つつ、男の子の陰茎にホルモン剤を4本注射し強制勃起させた上でセックスをたのしみます。
男の子は薬の過剰投与でショック死。
その場で7000ドルが支払われ、事故はうやむやにされます。
男の子はせいぜい6歳程度の体格です。
ちなみに彼女がした行為は、医学的には、「陰茎海綿体注射法」というEDの治療法です。
いっぽう、ロリコン男性の相手をした女の子は、ストーリーの後半、タイで心臓移植手術を受ける日本人の少年への臓器提供者(ドナー)として、生きながらにして心臓を摘出されます。
小説が原作ですから、あくまで〈フィクション〉と思えば少しは気がラクになりますが、あと味はとても悪い。
この映画を、日本ユニセフ協会が推薦しているときいて、おどろきました。
ただ、小児性愛という問題には大いに考えさせられます。
小児性愛者が己の欲望を満足させようと思えば、金にモノをいわせて、タイやミャンマーといった中進国に矛先を向けざるを得ない。
先進国=加害者、中進国=被害者という図式。
タイ好きとしては、複雑な心境になってしまいます。
なお、この作品は以下のサイトで全編無料で視聴できます。
http://moviemaga.blog20.fc2.com/blog-entry-9655.html
これではヌケないという向きには、こちらをどうぞ。
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