電車で席がすべて埋まってる中、ひとつだけなぜか空いててラッキーとその席に行くと、
手袋が置いてあった。
その手袋は小さくて、どう見ても子供用。
手袋の両隣に座ってる人はじいさんと20歳くらいの女性。
つうことはこれは忘れもんですなと、手袋を吊り棚の上にのっけてその席に座ったら
隣に座ってるじいさんが舌打ちしてきやがんの。
えぇ!お前に舌打ちする権利はなくね?
気持ちはわかるよ。
おれが座ったことで狭くなったからね。
狭くなったことでお前が読んでるその本も読みにくくなったろうからね。
だからイラつく気持ちもわかるよ。
わかるけどさー、でもさー、えぇー?
うざいなって思う気持ちよりはなんか気まずいと思ったものの、
けどおれが気まずく思うのはおかしい、ここでおれが気まずいって思ったら負けだろと思うも、
やっぱりなんか気まずいなと思ってたら、次の駅でじいさん降りた。
おれのことを睨みつけながら。
それをお前がやるの?
むしろおれがやりたいんだけど。
このじいさんが今後おれみたいに誰かに不快な思いをさせるたびに、不快に思った人の負のエネルギーが蓄積されて体調がだんだん悪くなるとかしてほしい。
という、ただの愚痴り。
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