先日、FC東京を応援するべく味の素スタジアムに試合を見に行ったのですが、恋愛要素満載のチンケなイベントが起こりました。
客席最上段の通路で立ち見をしていたのですが、僕の前の座席に座っていた女性が1プレーごとに派手なリアクションを見せています。
その彼女、見た目はえどKBのキボンヌにそっくり。
大きな体で大きなアクションを起こし、喜怒哀楽を存分に見せてくれています。
キボンヌの派手な動きに目が釘付けになっていた時、FC東京が大チャンスを迎えました。
相手守備陣を完全に崩し、東京の選手がフリーでシュート!
しかし、ゴールの枠にすら入らないど派手なシュートミス!
最低ながっかりプレーに会場全体がズコーっとなりました。
僕も藤子不二雄先生の漫画ばりに片足を持ち上げてズコーっとやりました。
すると、僕の足元で
ガンッと大きな金属音がなりました。
柵に寄りかかって立っていたので、その柵を蹴ってしまったのかと思い、慌てて足元を見ると、前の座席のキボンヌが後頭部を思いっきり柵に叩きつけていました。
そう、キボンヌも激しいズコーをしたため、上半身をのけぞった際に後頭部を後ろの柵にぶつけてしまったのです。
柵に頭を押し付けて上を向いているキボンヌ。
そのキボンヌの顔を上から見下ろす僕。
テヘっと照れ笑いをするキボンヌ。
恋に落ちる僕。
この日、僕はキボンヌを愛しく感じました。
(ゲル)
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